楽天損保の現状2019
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128(単位:百万円)【5】 保険金等の支払能力の充実の状況 (単体ソルベンシー・マージン比率)(A)単体ソルベンシー・マージン総額  資本金または基金等  価格変動準備金  危険準備金  異常危険準備金   一般貸倒引当金  その他有価証券評価差額金・繰延ヘッジ損益(税効果控除前)  土地の含み損益  払戻積立金超過額  負債性資本調達手段等  払戻積立金超過額および負債性資本調達手段等のうち、  マージンに算入されない額   控除項目  その他(B)単体リスクの合計額 √{(R1+R2)2+(R3+R4)2}+R5+R6  一般保険リスク(R1)  第三分野保険の保険リスク(R2)  予定利率リスク(R3)  資産運用リスク(R4)  経営管理リスク(R5)  巨大災害リスク(R6)(C)単体ソルベンシー・マージン比率※ [(A)/{(B)×1/2}]×100区 分年 度※「単体ソルベンシー・マージン比率」とは、保険業法施行規則第86条(単体ソルベンシー・マージン)および第87条(単体リスク)   ならびに平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出された比率です。  〈単体ソルベンシー・マージン比率〉・ 損害保険会社は、保険事故発生の際の保険金支払や積立型保険の満期返戻金支払等に備えて準備金を積み立てていますが、巨大災害の発 生や、損害保険会社が保有する資産の大幅な価格下落等、通常の予測を超える危険が発生した場合でも、十分な支払能力を保持しておく必 要があります。・ この「通常の予測を超える危険」を示す「単体リスクの合計額」(上表の(B))に対して「損害保険会社が保有している資本金・準備金等の支払余力」(すなわち単体ソルベンシー・マージン総額:上表の(A))の割合を示す指標として、保険業法等に基づき計算されたものが、「単体ソルベンシー・マージン比率」(上表の(C))です。・ 「通常の予測を超える危険」とは、次に示す各種の危険の総額です。 ①保険引受上の危険(一般保険リスク、第三分野保険の保険リスク)  保険事故の発生率等が通常の予測を超えることにより発生し得る危険(巨大災害に係る危険を除きます。) ②予定利率上の危険(予定利率リスク)  積立型保険について、実際の運用利回りが保険料算出時に予定した利回りを下回ることにより発生し得る危険 ③資産運用上の危険(資産運用リスク)  保有する有価証券等の資産の価格が通常の予測を超えて変動することにより発生し得る危険等 ④経営管理上の危険(経営管理リスク)  業務の運営上通常の予測を超えて発生し得る危険で上記①~③および⑤以外のもの ⑤巨大災害に係る危険(巨大災害リスク)  通常の予測を超える巨大災害(関東大震災や伊勢湾台風相当)により発生し得る危険・ 「損害保険会社が有している資本金・準備金等の支払余力」とは、損害保険会社の純資産(社外流出予定額等を除きます。)、諸準備金(価 格変動準備金・異常危険準備金等)、土地の含み益の一部等の総額です。・ ソルベンシー・マージン比率は、行政当局が保険会社を監督する際、経営の健全性を判断するために活用する客観的な判断指標のひとつ ですが、その数値が200%以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」とされています。66,31516,3607,1418312,1731426,716▲6ーーーー3,83218,1272,819089813,0114053,529731.6%2016年度(2017年3月31日現在)61, 09113,2127,53715212,951024,561▲5ーーーー2,68017,5923,130077412,5183993,536694.5%2017年度(2018年3月31日現在)55,12413,4167,7392537,629623,372▲5ーーーー2,71217,3173,308071214,3213971,526636.6%2018年度(2019年3月31日現在)Ⅴ 業績データ

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