楽天損保の現状2019
42/140

40リスク管理への取組みコンプライアンス推進体制(1) 当社は、法令などに基づき業務全般に亘る監査体制を整えています。社内の監査役会監査、および社外監査として「EY新日本有限責任監査法人」による会計監査、システム監査などを定期的に行っています。(2) 当社は、内部監査を「内部監査部」が行っています。内部監査は、営業活動をはじめとする業務全般が、法令などおよび当社の諸規定に従い適切に行われているかを基本に、各部門および代理店に対して行っています。その結果については、取締役会に報告しています。内部監査の目的は、内部管理態勢ならびに法令等遵守態勢の適切性と有効性を検証し、問題点の発見、指摘、評価および改善に関する提言を行い、経営目標の達成に寄与することにあります。(3) 当社では営業店、営業事務センター、サービスセンター、本社管理 ・ 業務部門に「コンプライアンス責任者」を配置し、コンプライアンスを徹底するとともに、社員のコンプライアンス・マインドを向上することに努めています。同時に、 本部コンプライアンス部会事務局長を「コンプライアンス推進担当者(コンプライアンス・オフィサー)」として、社員または所属する代理店に対し、コンプライアンスの教育 ・ 管理 ・ 指導を行うことにし、法令等遵守態勢を着実に確立するように努めています。(4) 当社では、社内のコンプライアンスの確立状況を把握し、強化するために取締役社長を委員長とする「コンプライアン  ス委員 会」とその下部組織として本社内に「コンプライアンス業務部会」を、また各営業本部に「本部コンプライアンス  部会」を設置し、会社全体のコンプライアンス統括部署として「コンプライアンス業務部」を設けています。(5) コンプライアンス態勢を具体的に推進するために、「コンプライアンス・プログラム」を策定し、損害保険会社としての   社会的責任と公共的使命を柱とした当社の「行動指針」や遵守すべき法令、違法行為および不正行為を発見した場合の  対処を掲載した「コンプライアンス・マニュアル」を作成し、役職員へ徹底しています。(6) 全社員対象の「コンプライアンス研修」や「コンプライアンス・Web学習」などの研修を実施しており、こうした研修を  通して、コンプライアンスの実践の浸透に取り組んでいます。取締役会本部コンプライアンス部会コンプライアンス推進担当者コンプライアンス責任者監査役会コンプライアンス委員会コンプライアンス業務部会コンプライアンス業務部5 社内・社外の監査体制Ⅱ 当社の運営

元のページ  ../index.html#42

このブックを見る