楽天損保の現状2019
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50環境保全活動【1】 当社では、一般社団法人日本損害保険協会の一員として、事故、災害および犯罪の防止・軽減にむけて、さまざまな社会貢献活動に取り組んでおり、2015年9月に国連サミットにて採択されたSDGs(Sustainable Development Goals)の達成にも貢献しています。主な取組みは以下のとおりです。ア 交通安全対策①交通事故防止・被害者への支援自賠責保険の運用益を以下のような自動車事故防止対策・自動車事故被害者支援等に活用しています。②交通安全啓発活動環境保全活動の一環として、積極的にペーパーレス化を推進しています。具体的には、インターネット上で保険のご契約が完結する商品の開発、Web約款の導入、社内会議資料の100%電子化などを行っています。業界の社会公共活動【2】 (ウ)高齢者の交通事故防止活動高齢者が運転時や歩行時に当事者となる交通事故が増加していることから、チラシを作成し、高齢者に対して安全な行動による事故防止を呼びかけています。また、映像コンテンツの公開や、反射材の着用促進など、事故防止の取組みを推進しています。(ア)交差点事故防止活動交差点における事故低減を目的として、47都道府県の事故多発交差点ワースト5の特徴や注意点等をまとめた「全国交通事故多発交差点マップ」を毎年損保協会ホームページで公開し、ドライバーや歩行者、自転車利用者など、交差点を通行するすべての方への啓発を行っています。(イ)自転車事故防止活動自転車事故の実態やルール・マナーの解説とともに、自転車事故による高額賠償事例や自転車事故に備える保険などを紹介した冊子と事故防止の啓発チラシを作成し、講演会やイベントを通じて自転車事故防止を呼びかけています。(エ)飲酒運転防止活動企業や自治体における飲酒運転防止の教育・研修で使用する手引きとして「飲酒運転防止マニュアル」を作成するとともに、イベント等において本マニュアルを活用し、飲酒運転による事故のない社会の実現に向けて啓発活動を行っています。・自動車事故防止対策:高齢者の交通事故防止施策研究支援、自転車シミュレータの寄贈、飲酒運転根絶事業支援等・自動車事故被害者支援:高次脳機能障害者支援、脊髄損傷者支援、交通遺児支援等・救急医療体制の整備:高規格救急自動車の寄贈、救急外傷診療研修補助等・自動車事故の医療に関する研究支援・適正な医療費支払のための医療研修等9 CSR(企業の社会的責任)と社会貢献活動自転車シミュレータⅡ 当社の運営

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