お客さま本位の業務運営方針

楽天損保は「お客さま本位の業務運営方針」を掲げ、
より良い業務運営を実現してまいります。

金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」との対応関係

2026年7月1日現在

楽天損害保険株式会社

お客さま本位の業務運営方針

  1.  損害保険のプロフェッショナルとして、お客さまの立場になって、誠実・公正に業務を行います。
  2.  お客さまのニーズを把握し、お客さまにふさわしい商品とサービスを提供し続けます。
  3.  お客さまが納得してご契約できるよう、商品とサービスの説明を丁寧かつわかりやすく行います。
  4.  事故に遭われたお客さまに対して、迅速かつ適切に保険金をお支払いします。
  5.  お客さまの利益を不当に害することのないよう、適切に業務を行います。
  6.  お客さまの立場で行動するために、継続的に教育を行うとともに、適切な管理体制を整備します。

お客さま本位の業務運営方針と主な取組内容

≪運営方針1≫
損害保険のプロフェッショナルとして、お客さまの立場になって、誠実・公正に業務を行います。

<主な取組内容>

「経営理念」を定め、社内外に公表しています。

当社は、以下の「経営理念」を定め、行動指針としてお客さまサービスの質の向上を掲げています。

【経営理念】

  1. 1.Mission(ミッション)
    「安心」を届ける保険で、人々と社会をエンパワーメントする
  2. 2.Vision(ビジョン)
    イノベーションを通じて、日本一愛される保険事業を創る
  3. 3.Values and Principles(価値観・行動指針)
    楽天主義
    お客さまサービスの質の向上

お客さまの声を経営に活かす体制を構築しています。

当社は、お客さまの声を真摯に受け止め、お客さまサービスの改善に活かしています。

  • お客さまからいただいたご意見や苦情は、お客さまの声管理部で一元管理し、そのうち苦情については分析を行い、役員および所属長に共有しています。また、分析結果は毎月「お客様サービス向上委員会」および「取締役会」へ報告され、経営層が議論を行う体制を整えています。
  • 上記に加え、保険金をお支払いしたお客さまに対してはアンケート等を実施し、そこで得られたご意見については、当社の商品やサービスの改善・向上に活かしています。
  • 主な改善事例はこちら

法令等遵守に係る基本方針を定めています。

当社では、法令等の遵守を経営の最重要課題の一つと位置付け、誠実で公正な業務運営に向けて「法令等遵守に係る基本方針」を定めています。

【法令等遵守に係る基本方針】

1 法令等を遵守します。
法令や社内規定、社会規範を厳格に遵守し、企業倫理に基づいた公正で公平な事業活動を行います。

2 公共的使命と社会的責任を認識し、信頼される企業となるよう努めます。
損害保険事業の公共性、社会性を十分認識し、健全かつお客さまの立場に立った事業活動を展開し、社会からより信頼される企業となるよう努めます。

3 反社会的勢力に対しては、断固とした姿勢で臨みます。
市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対しては、断固とした姿勢で臨みます。

≪運営方針2≫
お客さまのニーズを把握し、お客さまにふさわしい商品とサービスを提供し続けます。

<主な取組内容>

楽天グループの強みを活かした商品・サービスの開発・提供に取り組んでいます。

  • 楽天エコシステム(経済圏)との連携を通じ、お客さまのニーズに応じた利便性の高い保険商品・サービスの提供に取り組んでいます。また、わかりやすく納得感のある商品を提供し続けるとともに、グループのテクノロジーを活用した最適なサービスの提供を目指し、お客さまの最善の利益を追求してまいります。
  • 具体的には、保険料に応じて楽天ポイントを進呈するプログラムや、楽天会員向けの各種割引をご提供しています。2025年7月に「ドライブアシスト」からブランドを刷新した「楽天自動車保険」には、ダイヤモンド会員向け割引や前年走行距離に応じて割引が適用されるゴールド免許割引、「楽天サイクル保険」「楽天ゴルフ保険」には、楽天カード会員向け「楽天カードプレミアムプログラム」によるポイント還元など、楽天エコシステムを活かした付加価値を創出しています。
  • 今年度は楽天モバイルと連携し、シニア世代のお客さまに、より安心してスマートフォンをご利用いただける環境を提供するため、2025年12月より、65歳以上を対象とした「最強シニアプログラム」のオプションパック「15分かけ放題&安心パック」加入者向けに、追加の保険料負担なしで「オレオレ詐欺対策保険*1」の提供を開始しました。

*1 振り込め詐欺被害に遭った際、裁判・弁護士費用などの損害賠償請求等費用や、自宅の鍵や固定電話機の交換・センサーライト設置といった再発防止等費用を補償する保険

≪運営方針3≫
お客さまが納得してご契約できるよう、商品とサービスの説明を丁寧かつわかりやすく行います。

<主な取組内容>

Webサイトを通じたわかりやすい情報提供に取り組んでいます。

  • お客さまがご自身のご意向に沿った商品を選択できるよう、Webサイト上での丁寧な情報提供を推進しています。商品内容を分かりやすく解説するだけでなく、画面の視認性や情報の配置といったユーザー体験の改善を継続的に行っています。また、お客さまがいつでも・どこでも簡単にお手続きいただけるためのオンライン手続き環境を整備しています(マイページの設置)。
  • 今年度は、お客さまの疑問を迅速に解消できるよう、当社Webサイト上の「よくあるご質問」を改善しました。お客さまから寄せられるお問い合わせ内容を分析し、回答の網羅性を高めるとともに、AI技術を活用した検索機能の強化など、知りたい情報に最短でたどり着ける仕組みづくりを進めました。

「勧誘方針」を定め、代理店への教育・支援を徹底しています。

  • お客さまの最善の利益を追求するため「勧誘方針」を定め、適正な募集活動を徹底しています。代理店(募集人)に対しては、商品知識や説明スキルの向上を目的とした研修を継続的に実施するほか、専門のサポート窓口を設置し、代理店からの問い合わせに迅速に応答する体制を整えています。また、ご高齢のお客さまに対しては、個別の状況に応じたきめ細やかな対応を徹底するよう指導しており、すべてのお客さまに納得感のあるご説明を行える体制を整えています。

≪運営方針4≫
事故に遭われたお客さまに対して、迅速かつ適切に保険金をお支払いします。

<主な取組内容>

お客さまに寄り添った事故対応を提供します。

  • 初期対応から解決まで一貫したサポートを実施しています。万一の事故の際は、当社Webサイトおよびフリーダイヤル窓口「楽天保険の総合窓口あんしんダイヤル」にて、24時間365日受付を行っております。また、「楽天損保あんしんコール*1」を通じた被災地のお客さまへの迅速なフォローや、事故後の状況に応じたこまめなご連絡(ホットコール*2等)を徹底することで、お客さまの不安を和らげ、円滑な事故対応に取り組んでいます。また、事故現場へALSOK隊員が駆けつける無料サービス等により、事故直後からお客さまに寄り添う安心の提供に努めています。

*1 大規模な自然災害が発生した場合において、電話やSMSを用いて当社から被災地域のお客さまへお見舞いのご連絡と被害状況の確認を行うサービスです。

*2 事故に遭われたお客さまに対し、「ホットコール(事故受付後の初期連絡)」、「経過コール」、「解決コール」、「書類受取コール」の4つのコールを徹底しています。

適正かつ迅速な保険金支払い体制を構築します。

  • 保険金のお支払いは、保険会社としての最も重要な責務であり、適正かつ迅速な保険金の支払いを行うための体制を構築しています。また、不正請求等に対しては専門鑑定会社や警察・弁護士と連携し、適正に対応しています。健全な保険制度を守り、すべてのお客さまに公平で迅速なサービスをお届けできるよう、支払態勢の維持・向上に継続的に取り組んでまいります。
  • 多くのお客さまに当社の保険をご契約いただく中で、保険金の請求件数も増加傾向にあり、これまで以上に迅速かつ安定的なサービスを提供し続けるため、業務プロセスの効率化と高度化を推進しています。具体例としては、2025年10月よりペット保険の支払査定において、AIを活用した高精度な自動査定システムを本格導入しました。長年にわたる保険金支払実績や約款・査定ナレッジを学習したAIが契約内容と請求情報を高度に分析することで、これまで以上に正確かつ迅速な保険金支払いを実現しています。

≪運営方針5≫
お客さまの利益を不当に害することのないよう、適切に業務を行います。

<主な取組内容>

利益相反管理方針を定めています。

「利益相反管理方針」に則り、全役職員がこれを遵守することによって、お客さまの利益を不当に害することのないように、利益相反取引の管理に努めています。

【利益相反管理方針】

楽天損害保険株式会社(以下、「当社」といいます。)は健全かつ適切な損害保険業務を行うにあたり、次のとおり利益相反管理方針を定め、これを遵守することにより、お客さまの利益を不当に害することのないように、利益相反取引の管理に努めてまいります。

  1. 利益相反取引
    「利益相反取引」とは、⑴当社または当社のグループ会社(以下、「当社グループ」といいます。)とお客さまの間、または⑵当社グループのお客さま相互間において、お客さまの利益を不当に害するおそれのある取引をいいます。
  2. 利益相反のおそれのある取引の類型と特定方法
    対象取引の個別事情を検討のうえ、利益相反のおそれのある取引に該当するか否かを特定します。
  3. 利益相反のおそれのある取引の管理の方法
    当社は、利益相反のおそれのある取引を特定した場合、以下のような管理方法により当該お客さまを保護します。
    • 情報遮断措置の実施
    • 取引条件または方法の変更、取引の中止
    • 利益相反に係るお客さまへの開示
  4. 利益相反管理体制
    当社は、リーガル・コンプライアンス部担当役員を利益相反管理統括者とし、リーガル・コンプライアンス部を利益相反管理部署とします。
    本方針に沿って、利益相反のおそれのある取引の特定および利益相反のおそれのある取引の管理を的確に実施し、その有効性の検証を定期的に行います。
    また、役職員に対し本方針に基づいた研修を実施し、利益相反のおそれのある取引の管理について周知徹底いたします。

定期的に社員教育を実施しています。

全役職員が、お客さまの利益を不当に害する取引を理解し適切な対応を行うことができるよう、リーガル・コンプライアンス部主導で、コンプライアンス研修・テストを通じて利益相反取引の管理について周知徹底を図っています。

≪運営方針6≫
お客さまの立場で行動するために、継続的に教育を行うとともに、適切な管理体制を整備します。

<主な取組内容>

役職員に「経営理念」等を浸透させています。

当社は「経営理念」を定め、お客さまサービスの質の向上を行動指針として掲げています。社員向けポータルサイトへの掲載や、楽天保険グループ共通の朝礼等の機会を通じ、全役職員に対して理念の浸透を推進しています。

役職員および代理店(募集人)に対し継続的に教育を行っています。

役職員に対しては、楽天グループ共通のE-Learningやスキルアップ研修、およびコンプライアンス研修等を継続的に実施しています。また、代理店(募集人)に対しても、お客さまへ適切な情報提供を行うため、商品改定や新商品の発売にあわせた研修に加え、定期的な募集品質向上のための教育を実施し、商品知識等の習得を図っています。

お客さまに不利益が生じないための管理体制を構築しています。

方針1で掲げる苦情管理体制に加え、事務ミスやインシデントを網羅的に把握・管理する体制を構築しています。発生した事案については、その重大度に応じて分類し、原因分析および再発防止策の策定を徹底しています。これらの管理状況や再発防止策の進捗については、リスク管理委員会にて審議し、取締役会へ定期的に報告することで、経営陣による監督と統制が機能する体制を維持しています。

<金融庁が公表する「顧客本位の業務運営に関する原則」と当社「お客さま本位の業務運営方針」との関係>

原則 対応する方針
原則2:顧客の最善の利益の追求 方針1~方針6
原則3:利益相反の適切な管理 方針5
原則5:重要な情報の分かりやすい提供 方針3/方針4
原則6:顧客にふさわしいサービスの提供 方針2/方針3/方針4/方針6
原則7:従業員に対する適切な動機付けの枠組み等 方針6
補充原則1:基本理念 方針1
補充原則2:体制整備 方針1/方針2
補充原則3:金融商品の組成時の対応 方針1/方針2
補充原則4:金融商品の組成後の対応 方針1/方針2
補充原則5:顧客に対する分かりやすい情報提供 方針1/方針3/方針6
  • ※1原則4、原則5(注2)(注4)、原則6(注1)~(注4)(注6)(注7)、補充原則3(注2)、補充原則4(注3)及び、補充原則5(注1)は、当社の取引形態上、または、投資性のある金融商品・サービスの取り扱いがないため本方針の非該当としております。
  • ※2金融庁の各原則の詳細につきましては、金融庁ホームページにてご確認ください。

以上