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2022/09/15その他

新型コロナウイルス感染症における「入院の特別取扱い」の対象について

この度の新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様および関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

楽天損害保険株式会社(代表取締役社長 橋谷 有造、以下「楽天損保」)は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえ入院の特別取扱い(以下「みなし入院」)を実施しておりましたが、この取扱いについて、2022年9月26日(月)以降の対象を以下のとおりといたしますので、お知らせいたします。

<「みなし入院」による入院保険金等のお支払い対象>

2022年9月26日(月)以降に新型コロナウイルス感染症と診断された方のうち、重症化リスクの高い以下の方(注1) (注2)

・65歳以上の方
・入院を要する方
・重症化リスクがあり、新型コロナ治療薬の投与または新型コロナ罹患により酸素投与が必要な方
・妊婦

  • (注1) 契約始期日に関わらず同様の取扱いとなります。
  • (注2) 2022年9月25日(日)以前に新型コロナウイルス感染症と診断された方につきましては、上記に該当しない方も従来通り、「みなし入院」の対象となります。

<今回の対象見直しの背景等>

楽天損保における疾病による入院を補償する商品等については、保険約款において「医師による治療が必要であり、自宅等での治療が困難なため、病院または診療所に入り、常に医師の管理下において治療に専念する」場合に入院保険金をお支払いすると定めています。

ただし、新型コロナウイルス感染症に罹患され、病院または診療所への入院が必要な状態にもかかわらず、病床のひっ迫等の事情により入院できない場合についても、保険約款の柔軟な適用により「入院」と同等に取り扱い、入院保険金等をお支払いする「みなし入院」の措置を実施しております。

しかしながら、新型コロナウイルスの感染者数が増加する昨今の状況においては、重症者の割合はこれまでと比べて低い水準であり、軽症・無症状の方の割合が高まっている状況にあります。

また、今般、政府より、2022年9月26日以降、新型コロナウイルス感染症に係る発生届の範囲を、全国一律に、重症化リスクの高い方々に限定する旨が発表されました。

こうした状況の変化も踏まえ、「みなし入院」の対象を政府の示す高齢者等の重症化リスクが高い方に限ることとしたものです。